我が家の小さな庭に、紫のだいこんの花が咲きました。いよいよ本格的な春ですね。よく見れば、踊子草やその他にも名前の知らないような草花が、あちらこちらに芽を出しています。土の中からはミミズも姿を出しました。空では小鳥達が寒さから解放され、元気に飛び回っています。自分の回りをちょっと見回しただけでも、数えきれない程の生き物達が生活をしています。
この地球と云う小さな星の上には、我々の目では直接見る事も出来ない、小さなちいさなの生き物から、鯨のような大型動物、樹齢何百年と云われる大木まで、数限り無い生き物達が生きています。そしてそれらの命の頂点にいま我々がいます。
こう書いてくるとこの世はパラダイス、夢の星、そんな感じになりますね。でも現実はなかなかそうはなりません。原因は皆、我々人間に有ります。人間達はこの頃自分以外の命に対して、乱暴で身勝手になりました。これはとても悲しい事です。
日本のヨガの大先達中村天風師は、人間はなぜこの世に存在するのかと問われ、 「人間のイメージによって地球を変えて行く為だ」と答えています。しかしこれは、今のように人間の都合の良いように地球をいじって良い、と云う事では有りません。
人間達が、この地球上の命達の頂点に立つものとして、全ての命が共に共存し、快適に暮らせる為にはどうすれば良いかをイメージし、それによってこの大事な自然の命達を守り育てて行く。これが生態系の頂点に立つ人類に宇宙から課せられた使命で有り義務です。
人間が生きて行く為には、たくさんの命達を奪わなければなりません。しかしそれは、共に生きて行く生物循環の中で、仕方のない事として人類は許されています。だからこそ、我々が奪わなくてすむ命達を、大切に大事に育み育てて行く義務が有ります。
エイズ、新型肺炎、そして狂牛病、鯉ウィルス、鶏インフルエンザと続く一連の”目に見えぬ小さき生き物達”の反逆は、人間の身勝手さに耐えきれなくなったもの達の人類への警告ではないでしょうか。
”地球環境を守る”それは大変な事です。でも我々一人ひとりが、少しずつすこしずつ気のついたところから改めて行く、それが一番の早道なのではないでしょうか。
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