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◆◆2008年度コラム、健康メモバックナンバー◆◆

2008年度コラムバックナンバーリスト...........※下段は健康メモです
10月 エコ&エゴ 9月 ゴキブリは何故存在するのか
食欲の秋─過食に注意─ 夏のつけ、解消法
8月 終戦の日を前に 7月 文月ー読書のすすめ
猛暑に御注意 外出時、長袖は必需品です。
6月 亡き師を思う 5月 うさぎとカメの物語
梅雨時です。服装に注意を! 適度な睡眠を!
4月 常に健康である事、それは奇跡だ 3月 弥生三月花便り
花粉症には『ユーカリ』が効果的です 木の芽時―疲労をためないよう気を付けよう
2 自制心を養おう 1月 空に浮かぶ雲のように
ストレッチしよう 風邪は万病のもと

10月のコラム:エコ&エゴ

 『エコの対局にエゴがある。人間のこころから濁点がとれたら、地球はもっともっと素晴らしい星になる』これは、9月23日、青山学院大学同窓祭、応援コンサートでの谷村新司さんのことばです。
 同じような意味ですが、私は常々、「人間は今、地球の癌細胞となりかけているのではないか、」と云う気がしています。我々の体内で様々ないたずらをし、最悪の場合には命迄も奪ってしまう、そんな癌細胞に我々人類が成りはじめているのではないか、そう思ってしまうのです。
 人間はこの地球をより良い星にする為に、生物の長としてこの世に生れて来たのだ、と私は信じています。しかしその人間達が自分たちのエゴによって、地球上に様々な問題を引き起こしています。地球は自浄作用を起こし、自分自身の力で健康を取り戻そうとしているかのようです。温暖化によるこの異常気象は、その現れではないのでしょうか。
 我々、はこの星を汚しては成りません。我々は、この星の健康を害しては成りません。人類がこの星の癌細胞になるような事があっては、絶対にいけないのです。人間のエゴをこの星に押し付ける事を慎むべきです。我々人類は、この星に存在する全ての生物達の長として、このかけがえのない星を、もっともっと素晴らしいものにする為に、我々一人ひとりのこころの中から、濁点を取り除く努力をして行かなくては。
 谷村新司さんの素晴らしい歌声を聞きながら、そんな事を思う一時でした。

今月の健康メモ─10月
食欲の秋―過食に注意―
 
 
はや10月、本格的に秋の気配.秋と云えば、スポーツの秋、読書の秋、そして忘れてならないのは、そう、食欲の秋。美味しい自然の恵みがたくさん出回る季節です。季節はヨシ、食べるものは美味しい。ついつい食べ過ぎて。その結果、昨年買った秋物の衣服が・・・なんて方がたくさん居そうですね。
 肥満は糖尿病や高血圧の他、コレステロールや中性脂肪を増やし、その結果心臓に大きな負担をかける事にも繋がります。
 又、食べ過ぎは肥満だけでなく、冷えの原因にもなります。肥満に冷えが重なったら、・・・何やら恐ろしい事を想像してしまいそうです。
 今年から40歳以上の特定検診(メタボ検診)も始まりました。お腹周りを大きくしないよう充分お気をつけの程を。


9月のコラム:ゴキブリは何故存在するのかーある日のレッスンからー

 ある日のレッスンで、ヨガの本質論的な話をしました。そして話はいつしか、この宇宙に存在しているものは全て、例えば石ころ一つから、ゴキブリ1匹にいたる迄、この宇宙にとっては必要なのだ、だから存在しているのだ、と云う話になりました。

 ◆『え、ゴキブリも必要なんですか。』
私『はい、必要の・・はずです。』
◆『ゴキブリにどんな役目があるんですか〜』
私『さあ〜、そこが私にも今一つ解らない、でも必ず何か私達には理解出来ないけど、きっと大きな役目を持っているはずです。』
□■◇◆『・・・』
『だって彼等は、私たち人間よりももっと前にこの中に出現して、いまだ絶滅の気配さえないのですから。』
◆『そうかなあ』
◇『わかった!地球はその内大飢饉が起きて、凄い食糧難がやって来るのよ。その時の動物性タンパク源になる。』
◆『え〜、ゴキブリを食べるの、やだ私、絶対食べない。』
◇『だって大飢饉で、食べるものが全然ないのよ、他の動物も食べ物がないからほとんど死んじゃうのよ、でもゴキブリだけは絶対生き残る。』
◆『でもやだ、私、絶対食べない』
◇『そんな事云ったって、他に食べるものがなかったら絶対食べるわよ。』
□『そうだよな〜、芋虫を食べる民族が居るんだから、ゴキブリもみかけは悪いけど、食べてみたら結構美味しかったりして。』
■『そういえば何かで聞いた事があるな、ゴキブリを養殖して食べてる民族が、あるとかないとか。』
◆『嘘、ほんとう!』
■『・・・』
 珍論百出、変な話題で大いに盛り上がってしまいました。

 ◇『でも先生、ゴキブリも役目を持って生れて来ているのなら、私たちはもっともっと大きな役目を持って、生れて来ていると云う事?』
私『そうなりますね、たぶん何十倍いや何百倍の責任を負って生れて来ているはずです。』
『ただその事を自覚しているか居ないか。これが大きな問題です。』
◇◆□■『・・・』
私『自分のこの世での役割の重さを自覚出来れば、それはそのまま自分の命の重さでもあります。』
□『そうか、それは他人の命の重さでもある訳だ。』
私『そうそう』
やっとヨガレッスンらしくなってきたぞ。
◆『自分の命の大切さ、重さが解れば、』
◇『他人の命の大切さ、重さも解る。』
■『当然、すぐ切れたり、人の命を殺めたりしない。』
□『でも自分の役割って何だ、見つけるのって難しそうだな。』
 そう、でもそれほど難しく考える事はありません。私たちはたった一人で生きている訳ではありません。たくさんの人とお互いに、支え合って生きています。自分の周りを良く見回してみて下さい。きっとあなたを必要としている人達が、たくさん居るはずです。そんな人達の為に、精いっぱい何かをする。それが自分の為であり、また他人の為でもあり、強いては社会の為でも有るはずです。
□『そうか、そう云えばこの間の雷の凄かった日、いつも文句ばっかりいっている女房が、僕が帰ったらほっとしたような顔をして、嬉しそうに迎えてくれたな。僕はあいつに必要とされているんだ!』
『ごちそうさま』

 そんな事を気づかせてくれたのもゴキブリ談義から、これも彼等の大切な役目なのでしょうか!?
 でも私は手加減はしない。なぜなら、宇宙は全て計算済みなのです。その為にあの素晴らしい生殖能力を彼等に与えたのだ。
 宇宙は我々人間に、彼等の天敵の役割をお与えになった。!!
今月の健康メモ─9月─
夏のつけ、解消法

 8月の末頃から急に涼しくなってしまいましたね。まだまだ、このまま涼しくなってしまうとは思えませんが、残暑がぶり返すといつもの夏以上にからだには辛くひびきそうです。
 もうそろそろ夏の冷房付けのつけが回って来て、座骨神経痛、腰痛等、身体のトラブルを訴える人が出始めました。特にこの数日は雨の日が多く、湿度が70%以上とトラブルをかかえている人には辛い時期です。
 トラブルを起こす原因は、疲労とやっぱり夏の冷え、特に今年の夏の暑さは異常でしたので、その為による疲労は、ご自分で思っている以上のものがあります。時間の揺るす限り、ゆっくりと身体を休める事をお薦めします。
 あとは、お風呂等でからだを温めてあげましょう。くれぐれもシャワーだけですますなどと云う無謀な事をしないようにしましょう。浴槽に入らずシャワーだけなどと云うのは、日本の風土では真夏でも絶対厳禁です。ましてこれからは、なおさらです。くれぐれもご自愛を

8月のコラム:終戦の日を前に
 1945年8月、広島、長崎と立て続けに、アメリカ軍による原爆投下が行われました。それから数日後、断末魔の叫びを上げて、旧日本帝国は消滅した。国土の中に、幾つもの地獄をかかえて。・・・
 そして新生日本が誕生した。・・・かすかに悪しき幻影を引きずりながら。・・・
 あれから63年、今年もあの忌わしい原爆投下の日と、それに続く終戦の日がやってくる。暑い真夏の空の下に。

 私は1945年(昭和20年)3月に、埼玉県本庄町(現在の本庄市)で生れました。終戦の約5ヶ月前です。その頃日本中の都市は、アメリカ軍による空襲の脅威に、さらされていました。私も子供の頃両親から、『あの時の焼夷弾が、爆発していたら、うちの親子は今この世には居なかった。』と、何度か聞かされたものです。
 
 8月6日広島、9日長崎とアメリカ軍の手によって、二度の地獄絵図が演出されました。人類がはじめて目にした、ほんとうの地獄です。人類の歴史の中で、絶対消す事の出来ない、絶対忘れてはならない大汚点です。終戦直後の日本国土は壊滅状態、完全に復興する迄には、100年前後かかるだろうと云われていたそうです。
 
 月日は流れ63年、日本は完全に立ち直り、豊かな国になりました。しかし何かおかしい、こんなはずではなかった、日本国民すべてが感じているであろう、この違和感は何でしょうか。
 物質的に豊かになる事、それが日本人すべての『幸せ』に繋がる、そう信じて頑張ってきた筈です。どこかで歯車が狂っている、何かとても大事なものを、どこかへ置き忘れてきてしまったような、・・・
 
 「こんな日本をつくったのは、お父さん達だ、どうしてくれる。」と御子息からなじられたと、ぼやいていた知人が居ました。「自分たちは良かれと思って、頑張ってきたのに」その知人は嘆いていました。確かに今日の日本をつくる大きな力となったのは、団塊の世代を中心とする、私たち戦後第一世代です。豊かな日本を夢見て、子供の為、いずれ生れて来るであろう孫の為、曾孫の為、持ち前の日本人的勤勉さを大いに発揮して、・・・

 そして、はたと気づいたのです。私たちは、物質的豊かさを追い求める事に夢中になり、こころの部分を忘れていた事に・・・先人たちが持っていた、精神性の高さを、何時どこへ忘れてきたのだろう。

 戦後第一世代は今、社会の第一線からどんどんと退いています。若者達よ、これからは君たちが力を発揮する時だ。親達の時代が忘れてきたものを、君たちの手で見つけだしてほしい。我々世代も、まだまだ気力も体力も充分残っている。君達と共に手をたずさえ、忘れてきたものを取り戻そう。そして今度こそ、世界にいや、子孫に誇れる社会をつくろう。

 日本は今、大きな岐路に立たされています。大きな事でなくていい。日常生活のちょとした事の中で、自分がいま何をなすべきなのか、真剣に考える時が来ているようです。


今月の健康メモ―8月―
猛暑にご注意を!ー水分補給が大切ですー
 

 あなたは、”血液中の水分が蒸発したもが汗である。”と云う事を知っていましたか。皆さんは、体内の余分な水分が汗になるのだ、と思っていませんか。実際はその逆に『体内の必要な水分』が蒸発したものが、汗なのです。
 汗をたくさんかいて、水分補給を充分にしないと、血液の中から水分がどんどん消えて行く、と云う事になりますね。血液はドロドロになり、あげくは熱中症や体調不良を引き起こす原因になる、と云う事になります。
 一日平均2Pの水分補給が必要と云われています。それも少量づつ何回にも分けて。
今年は猛暑です。すでに各地で熱中症になった方がたくさんいるようです。くれぐれも充分な水分補給をお忘れなく。それから外出する時は、帽子又は日傘を必ず持って出ましょう。

7月のコラム:文月ー読書のススメ
 
 7月、文月(ふみづき)文披月(ふみひろげづき)などといいます。文書に親しむ月、夏の乾燥した時期に書物をひろげ、虫干しをすると云う意味もあるのでしょうか。
 他にも、七夕月(たなばたづき)、七夜月(ななよづき)、愛逢月(めであいづき)袖合月(そであいつき)などとも言います。これは皆さんもお解りと思います。七夕にちなんだ呼び名ですね。変わったところでは、親月(おやづき)女郎花(おみなえしつき)などと云うのもあります。親月とは親の墓参りをする月、と云う意味だそうです。昔の奉行人(古い言葉ですね、今では完全に死語となりました)の休みと云えば盆と正月、お盆のあるこの月にしか親には会えなかったようです。
 月の呼び方一つにして、もこのようにたくさんの呼び名があります。7月の呼び名だけでも全部で19あります。日本人の季節や言葉に関する感覚、美意識がいかに高いかと云う、良い例ではないでしょうか。そしてそれは、かつての日本人の精神性の高さでもある思います。
そして一番一般的な呼び名が文月、秋の季語でもあります。旧暦7月は、もう秋なのですね。いずれにしても7月は文書に親しむのに適した月、ということのようです。

 昔の日本は、世界有数の読書国で有った、と私は記憶しています。ゲームマシンや、パソコンの出現する前の日本人は、本当に本の好きな国民でした。電車の中などでも皆、読書をしていたものです。それが何時しか漫画本になって、今は携帯電話に見入って、親指だけが何やら忙しく動いています。電車の中の風景も、すっかり様変わりしてしまいました。

 昔は一つ調べものをするにしても、数冊の本を持ち出して、関連のありそうなところを拾い読みをし、その中から自分の納得の行く答えを探し出す。結構時間のかかる作業です。今は、パソコンのキーボードを数秒叩けば、すべてOK、便利な世の中になりました。しかし便利になればなるだけ、なにか大事なものが抜け落ちて行ってしまうような気がして、しかたがないのですが、
 たとえ拾い読みとは言え、数冊の本に目を通していると、その中からさまざまなものを学び、そして身に付ける事が出来ます。一編の小説を読む、そこには作者の人生観や思想が文章の様々な処に、ちりばめられています。ダイヤモンドのような言葉に出会い、感動する事もあります。
 1冊200ページから300ページの本を読破する為には、根気と努力も必要になります。集中力を長時間持続する事も必要になります。これらは日常生活の中でも必要なとても大事な能力です。そして自分自身を無意識のうちに内省する事が出来ます。そして、こうした事の繰り返しが、我々を知らぬ内に深く、大きな人間へと育ててくれます。
 読書を通して、先人達の思想や高度な精神性を、同時代を生きる現代作家達の人となりに触れる事は、私たちの日常生活をより豊かに、より有意義なものとしてくれるはずです。 
 
 パソコンやモバイルは、とても便利な道具です。我々現代人には、なくてはならないものとなりました。音楽も聴ければ、小説も読めます。そして何よりも膨大な情報量を誇っています。現代人にとっては魔法の箱です。この箱が進化すればする程、その対局にある”手作り”の物の重要性が増して来るのではないでしょうか。そうしなければ、我々の中の精神的バランスが崩れてしまう、そんな気がするのですが。・・・


今月の健康メモ―7月―
外出時、長袖は必需品です。

もうしばらく寒暖の差の激しい日が続きそうですね。ほとんどの方は、もう半袖の真夏スタイル、と思います。いったん夏スタイルになってしまうと、寒い日もついついそのまま、と云う方も大勢いると思いますがそれはNGです。特に今年は寒暖の差が例年より大きいように思います。余りにも差が大きいと、身体が対応できなくなり、疲労や冷えがからだの内側にたまり、体調不良の原因となります。特にこれからは、食品の腐敗しやすい時期、体調が悪いと、ちょっとした事でも、身体に大きなダメージを受けたりするものです。少々面倒でも、その日の陽気にあわせこまめに着替えましょう。

 外へ出ると、ビルや電車の中は、結構きつい冷房が入っています。外出のときは必ず1枚、薄い長そでの上衣を持って出かけましょう。ちょっとした油断が体調不良の原因となります。くれぐれも御自愛を!

6月のコラム:亡き師を思う

 私事ですが、昨年の12月に私の恩師、太田順造先生が奥様の生地、福岡県直方市でお亡くなりになりました。私はこの師からヨガ、演劇、パントマイム等をはじめ、さまざまな事を教えて頂きました。
 華奢な御からだの先生でしたので、大柄な奥様の老後の介護に大分体力を消耗なさっていたようです。

 5月のゴールデンウィークを利用して、師のお墓参りと老人施設でお一人でお暮らしの奧様にお会いしに、妻と二人で行ってきました。久しぶりに師の足跡に触れ、懐かしさと今の自分があるのは、この師と奥様のおかげである事を改めて思い、感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、身寄り少ない師とその奥様のお世話の為に、今も御尽力して下さっている地元が方々が何人もいらっしゃる事に、驚き、感動しながら帰ってきました。本当に有難い事です。

 まだ何も解らない19歳の少年が、師の門を叩いてから、もう40数年が経ちました。師とその奥様からは、ヨガや演劇だけでなく人生全般のものの考え方、感じ方にいたる迄さまざまな事を学ばせて頂きました。

 有名になる事を好しとしない方でしたので、一般の方に名前を知られる事はありませんでしたが、素晴らしい才能を持った、私には越えるに越えられない偉大なる師です。時には優しく諭すように、そして又、時には厳しくお叱り受けた事もたびたびですが、それらの一つ一つが、私の血肉となって、今の私をつくっているのだと思っています。

 師から学んだ全てを、自分の仕事であるヨガの中に集約し、これからも少しでも社会のお役に立てるよう、ヨガ一筋の道を、歩み続けて行きたいと思っています。 



今月の健康メモ―6月―
梅雨時です。服装に注意を!

 例年のこととは言え、しとしとと雨の降り続く、梅雨の時期となりましたね。今年はいつもと違い、やけに底冷えのする梅雨となりそうな気配です。こんな時はついうっかりとからだを冷やして、体調を崩してしてしまいがちです。充分に注意して下さい。

 気の早い人だと、もう、衣替えを済ませ夏物しかない、などと言う人もいるかもしれません。面倒でももう一度、寒い時用の洋服の1〜2枚は用意しておいた方が無難ではないでしょうか。日本特有のこの湿気は、思いのほかからだに響くものです。
 なお、たびたびこのコーナーで言っていますが、お風呂でゆっくりからだをあたためて下さい。特にこの季節は、シャワーだけなどと言う事は絶対厳禁です。からだをあたため、しっかりと睡眠をとる、それがこの季節を健康で乗り切る為のポイントです。


5月のコラム:うさぎとカメの物語
 何故、うさぎはかめに負けてしまったのか、
何故、かめはうさぎに勝つことが出来たのか。

 これは、あるテレビ番組の中で語られていた話です。あなたは、何故だと思いますか?。物語の中で、『うさぎはかめが遅いので安心し、ついうとうととお昼寝をしてしまいました。その間にかめはうさぎを追い越し、先にゴールに辿り着きました。』と、語られています。

 うさぎは何を見て走っていたのでしょう。そしてかめは、・・・
 うさぎは他人(かめ)と自分を比較し、自分の優位な部分だけを見て、油断をしてしまいました。かめは確かに歩みは遅いけれど、弛まぬ努力を続ける大の努力家です。うさぎは天才肌ですが、努力と云う点ではかめに比べて、劣るようです。
 さてでは、かめは何を見て走って(歩いて?)いたのでしょう。かめの見ていたもの、それは自分で定めた目標、ゴールのみです。かめは他人(うさぎ)をみて自分との比較などしていません。ただひたすら自分のペースで、目標に向かって歩いて行きました。もしかめがうさぎと同じように、他人(うさぎ)と自分を見比べていたら、きっと気持ちがめげて途中で棄権していたかもしれませんね。

 少しばかり他人より、すぐれた能力を持っているからと、慢心していてはいけない。一番大切なのは日々の努力なのだ、という教訓でしょうか。

 『努力こそが天才である』という言葉があります。
 
 我々も自分自身の定めた目標に向かって、日々の研鑽を積んで行きたいものです。

イラスト 小川 育子


今月の健康メモ―5月―
適度な睡眠を!

 『春眠、暁を覚えず』と言われる時期はもう大分過ぎましたが、まだまだ何となく眠い毎日が続きますね。こんな時はやっぱり、夜ぐっすりと睡眠をとるに限ります。特に今年は例年以上に此の時期、気温の変化の激しい日々が続いtります。此の状態はまだまだ続きそうな様子です。激しい気温の変化は、体力の消耗につながります。その結果、風邪を引いたりと、健康を害する原因につながります。充分注意しましょう。
 又、車の運転中にゴールデンウイークの疲れがでて、睡魔に襲われたりすると事故の元にもなります。そんな事にならない為にも、あまり夜更しをせず充分な睡眠をとりましょう。


4月のコラム:常に健康である事、それは奇跡だ

 今日の夜、元気にベットへ入ったからといって、明日の朝、元気に目覚めるとは限らない』これは私が時々、当道場の会員の方達にお話しする事です。
 命とは、とても危ういところがあります。ですから、夜元気にベットは入ったのに、夜中に突然体調が悪くなる。そんな事も あり得ない事ではありません。その反面、我々の身体にはいつも『自然良能力』というちからが働いています。常に自分の身体を、ベストの状態においておこうとする力です。ですから気をつけてさえいれば、そう簡単に壊れるものでもないのですが・・・。

 先日テレビで、「世界のスーパードクター8」というスペシャル番組を見ました。『九死に一生を得る』という言葉がありますが、ここに出てくる医師達は、絶望の淵にいる患者達に「九死に一生を与えている」(こういうことばがあるかどうか解りませんが)スーパードクター達です。このような医師達が、日本にいてくれる事を心強く思うと同時に、治療のむずかしい病に冒されている方達が、いかに多いかを実感させられた番組でもありました。
 このように苦しんでいる方達の姿を見ていると、たいした病気もせず、常に健康でいられるのは、奇跡に近い事の様に思えてきます。そしていい加減な生き方をしては、この方達に申し訳ないのではないかと思えてきました。健康な我々は、精いっぱい自分の為に、そして、社会の為に生きて行かなければと思います。

 これからはお花見の季節、美しい花をみながら、飲んで食べて浮かれている人達の影で、それをしたくても出来ない人達、そして、その人達のケアーに必死になっている人達がいる事を、こころに刻んみ、それらの人達に恥ずかしく無いよう生きて行かなければ、と思う今日この頃です。

今月の健康メモ―4月―
花粉症には『ユーカリ』が効果的です。
 花粉症の方には、辛い日々が続いていますね。当道場にも、目を真っ赤にしている人、花粉症のマスクをしている人が何人も居ますそんな方は自宅の部屋にユーカリの鉢を一つ置いてみて下さい。しばらくすると、空気が軽くなったような感じがして、鼻がだんだん楽になります。ユーカリの匂い成分が、花粉症にとても効果があるようです。
 重傷の方は、葉っぱをいちまいとって、少し揉むと強い香りを発します。その香りをしばらく嗅いで居るとだんだんに楽になります。鼻の中にその葉っぱを、詰めるのも良いです。
マスクを使っている人は、マスクのガーゼの間に挟んでおくのもいいですね。使い方は他にも色々あると思います。
 色々工夫して試してみて下さい。効果大です。

3月のコラム:弥生三月花便り

 弥生三月、草木が一斉に芽を出し、春の訪れを教えてくれる月です。梅の花もちらほらと咲きはじめました。我が家の猫のひたい程の花壇にも、チュウーリップが一斉に芽を出しました。あと2、3週間もすると赤や黄色、オレンジにピンク、色とりどりの花を咲かせてくれます。そしてその頃には、庭の隅にへばりつくように自生している日本すみれ達も、紫色の小さな花をひっそり咲かせることでしょう。考えただけでも嬉しくなる、我家のささやかな春の景色です。

 三月中旬、立川から青梅線に乗って約30分、日向和田と言う小さな駅があります。その駅を降りるといつもはひっそりとした田舎の駅が何となく華やいでいることに気づく事でしょう。わが羽村市の隣、青梅市は青梅マラソンで有名ですが、その他に梅の里としても広く知られています。3月中旬のこの頃ともなると、山裾に広がった、梅畑や梅林に薄ピンクの梅の花が一斉に咲き、都内からもたくさんの人達が、この梅を観にやってきます。どこからか、琴の音や祭り囃子の華やいだ音が聞こえて来ます。恒例の梅祭りの真っ最中です。この時期人口は一変に何十倍かに膨れ上がります。
 処によっては白い梅の花の下に、黄色い福寿草が一面に咲いていたりします。そんな景色を眺めながら甘酒などを、のんびりと飲んでいると、日本人であることの幸せを感じたりします。
 世間では忌わしい事件が、毎日のように起っています。そしてそのニュースは否応無しに我々を襲ってきます。そんな世俗の垢を一瞬忘れさせてくれ、我々のこころについた垢も、梅の香りが洗い流してくれそうな気もしてきます。

 そして四月になると、今度はわが町羽村市が華やぐ番です。羽村市は、桜とチューリップの街として有名です。三月下旬くらいから四月上旬にかけて、市内数ヶ所にある桜の名所が、微妙に時期をずらして華やかさを競います。そして、桜がそろそろ終わりを告げる頃、多摩川辺りにある『羽村たんぼ』には数十万本のチューリップが一斉に花咲かせます。その時期は羽村にもたくさんの人が訪れます。

梅や桜、チューリップに限らず自然界の花は、我々の生活に安らぎと華やかさを演出してくれます。花を愛でるこころのゆとりを忘れない人生を送りたいものです。

今月の健康メモ―3月―
木の芽時―疲労をためないよう気を付けよう―

 弥生三月、木の芽時、木々が一斉に芽をふく時と言う意味ですが、此の時期は寒暖の差が非常に激しい時期でもあります。うっかりすると体調を崩し、非常に不安定な状態に陥ったりします。そして時には体調だけではなく、精神的にも不安定になったりする事もあります。これはからだの冷えに因る極度の疲労が原因だったりします。冷えは自分で思っている以上に体力を消耗するものです。気をつけましょう。
 此の時期は真夏のような日があるかと思うと、その逆に冬に後戻りをしたような陽気になったりします。その日その日の陽気にあわせ、着るものの調整をしからだを冷やさぬよう注意しましょう。

 


2月のコラム:自制心を養おう

 『泥棒にも三分の理』と言う諺があります。どんな悪いことをする人でも、それなりの言い訳や口実は付けられるものであり、ほんの少し位は「なるほど」と納得させられ、同情の出来る部分もあるものだ、と言う意味でしょうか。

 新しい年が始まり1ヶ月が過ぎました、テレビからは相変わらず毎日のように、さまざまな事件のニュースが流れてきます。しかしこの頃の事件の中には、この『三分の理」も通用しないような、奇妙な事件がたくさんあります。一時の欲望や感情を抑えきれず事件を起こし、自分の一生を台無しにしてしまう、そんな事件が次々に起っています。激して感情を爆発させる前に一度大きく深呼吸をする、そんなこころの余裕を持てたら、大事な一生を台無しにすることはなかったのにと、と思ってしまいます。
 これらのさワざまな事件を見ていると、事件を起こす本人達だけでなく、日本人全体が自分の感情を抑える力、自制心が低下しているのではないかと思えてしかたがありません。

 その原因の一つに、日本人の食の変化あるのでは、とも云われています。日本人の食卓から、だんだんカルシューム食品の量が減っているようです。カルシュームは骨の生成成分であると同時に、脳の中での情報伝達成分です。従ってカルシュ−ムの摂取量が減ると脳の中のカルシュームは当然減少し、情報伝達がスムーズに行かなくなります。その結果いつもイライラ状態、と言うことになります。
 又、現代人は呼吸がとても浅くなっています。これも原因の一つではないかと私は思っています。酸素の摂取量が少ないと、当然脳へ送られる酸素の量が減り脳の働きが鈍り、イライライライラ、
 それともう一つ、身体の冷えている人が非常に多いのも問題ではないかと思います。当道場のメンバーの中にも冷えを抱えている方がたくさんいます。身体が冷えていると循環器系の働きが落ち、排泄機能が落ちます。当然からだの中にたまる毒素量が増え、さまざまな神経を刺激し、またまたイライラ状態となります。

 食、呼吸、排泄、これは我々が生きてゆく基本の部分です。基本をおろそかにすると、生そのものをも危うくしかねません。我々はもう一度、自分自身の生を見つめ直す必要があるかもしれません。そしてそれがそのまま、自分自身の理性を磨き、胆力をつけ、自制心を養うことに繋がって行くのではないかと私は思っています。自分の生を大切にすること、それは他人の生をも大切にすることでもあります。
 互いの尊厳を守り、より良い人間関係を築いて行きたいですね。


今月の健康メモ―2月―
ストレッチしよう。

 
2月、如月、一年の内で一番寒い月です。こんなときは身体が硬く、筋肉も縮んでしまいますが、少し暖かい日などは、何となく延び延びとして、気持ちが良いものです。そんな日には軽めのストレッチをして、縮んだ筋肉をゆっくりと伸しましょう。
 筋肉を伸ばすことで、免疫力も上がるという説もあります。免疫力はともかく、筋肉を硬いままにしておくと、肩凝りや腰痛の原因にもなります。そうならない為にもゆっくり優しく伸ばしてあげて下さい。からだが喜んでくれます。もうしばらく寒い日が続きます。くれぐれもお身体ご自愛を
 


1月のコラム:空に浮かぶ雲のように
 
 明けまして、御目出度うございます。良い年をお迎えになりましたか。昨年は、命が余りにも軽々と扱われた一年でした。今年は一人一人がしっかりと命の重みをこころに感じることの出来る一年であってほしいものです。

 新春ののんびりとした雰囲気の中で、青空に浮かぶ白い雲を見上げて『あんなふうにゆったりリと生きられたらどんなに良いだろう』ふとそんなことを思ってしまいました。
 世の中は毎日毎日慌ただしく過ぎてゆきます。今年も又いつも通り慌ただしい日々が続くことでしょう。我々の生活もついつい慌ただしさの中に埋もれてしまいがちです。ご自分の毎日の生活をよく思いかえしてみて下さい。ずいぶん無駄な事をやっていると思いませんか。その日、そのときに無理してやらなくても良いような事に、結構、無駄な労力を費やしていたりするものです。

 「朝十時までに洗濯と家の掃除をすませ、三時までに取り込んで、四時までにかたずけ五時までに買い物を済ませ、六時から食事の支度、七時半には家族揃って食事をしていないと気が済まない」なんて云う主婦の方が時々います。聞いただけで息のつまりそうなスケジュールですね。
 朝十時までに洗濯物を干し終わりたいと思っても、おとなりの奥さんに話し掛けられ、ちょっと長話でもしていれば十時はとっくに回ってしまいます。「本当にお隣さんは、下らない話をぶつぶつと、わたしが忙しいのは解ってるくせに」イライラ、イライラ  お買い物に行ったらレジが混んでいてまたイライラ。やっとレジを済ませて車に乗ったら、
今度は道路が渋滞、またもやイライラ、イライラ。やっとの思いで時間通りに家に戻り食事の支度。七時半の食事の時間に間に合わせたけれど、みんなそれぞれ事情が有って、・・・。
イライラ状態最高潮!。
 このイライラ状態、誰がつくったの?。みんな自分がつくったのです。自分で自分に規則をつくり縛られる。バカバカしいと思いませんか。でも、よく自分の毎日を思い起こしてみると、これに近い事結構やっていたりします。

 空に浮かぶ雲のように,ゆたっりと自分らしく生きるためには、変な規則を自分につくらない事です。洗濯なんて何時にやろうとたいした問題では有りませんね。我々の生活、なかなか自分の思い通りには行かないものです。その時その時の状況に合わせ、リラックスして行動する。そう、青い空に浮かぶ白い雲のようにゆったりと、何事にもこころ捕われず
 
 『泰然自若』そんな一年を過してしてみたいものです。


今月の健康メモ―1月―
風邪は万病のもと

 
新しい年が始まりました。昨年は命が増々軽くなった感じのする事件が多発しましたが、今年はそんなことの無いようにしたいものですね。
 お正月の七草を過ぎた当たりから、おせち料理やお屠蘇の飲みすぎが、ボディブローの様にジワジワと身体に効いてきます。
 食べ過ぎ飲み過ぎによって、大量の毒素が身体の中にたまり、疲労の原因をつくっています。そしてそれが、風邪の原因になったりもします。消化の良いものを少量食べ、身体の中の毒素を早くに排出しましょう。それが七草粥を食べる本当に意味です。
 今年の風邪は一度引き込むと、なかなか治らないようです。『風邪は万病のもと』くれぐれもご注意を!





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